デザイン公募の手拭い
狐面堂では以前から手拭いを取り扱っていましたが、狐面堂オリジナルの手拭いも作りたい……ということで、デザインを公募いたしました。結果、たくさんの素敵な御提案をいただき、どれを選ぶか迷った結果、当初の想定よりも多い4つの案を選ばせていただきました。
伝統的な注染での染め上げ
手拭いの絵柄を作るメジャーな手法として、プリントと注染(ちゅうせん)の二種類があります。これらの手法には一長一短があり、細かいデザインを想定に近い色合いで綺麗に再現するのにはプリントが向いています。一方、伝統的な手法である注染は、あまり細かいデザインをできなかったり洗濯で色落ちする代わりに、独特の風合いが生まれ、手触りも柔らかく、使いやすい手拭いとなります。これは、プリントが布の片側の表面にインクの膜を作るのに対し、注染の場合は染料が布の隙間に染みこんでいくためです。このため、プリントだと触感の違う表側と裏側が生まれるのですが、注染の場合はどちらも表面という状態になり、また汗拭き等として使用した場合に吸水性が良くなっています。
この手拭い「狐火」について
たくさんの狐面が描かれ、その間に火の玉……狐火が浮かんでいる手拭いです。狐面の表情には複数の種類があり、個性的な表情を浮かべています。布地の色は、江戸を代表する染め色である江戸紫のイメージに近づけてあります。
デザイン:つぶりんつぶらん
商品情報
- 【サイズ】
- 縦:90cm 横:37cm
※伝統工芸(注染)のため、お使い始めに汗や摩擦で色が移る場合がございますのでご注意ください。お使い始めの3回程度までは単独で、たっぷりの水で手洗いしてください。浸け置きはお避けください。
※手拭いの端は切りっぱなしで、乾きやすく雑菌が溜まりにくい一方で、お使いはじめは端がほつれやすくなっています。ほつれた際は、ほつれた糸の部分だけハサミでカットして下さい。使っているうちに段々とほつれなくなってきます。
◆定形外郵便対応商品