この狐面ができるまで
モノクロ好きのための狐面、そのようなコンセプトで絵付けのデザインが進められたのがこちらの「宵闇」でございます。きっかけはW.無色氏の提案でございました。モノクロで構成された狐面があるとよいのではないかと。W.無色氏はこれまでも数々の狐面堂オリジナル狐面の絵付けデザインをしていただいた方で、確かにこれまで狐面堂には完全にモノクロな狐面がございませんでした。これは確かに言われれてみれば、そのような狐面があれば素敵に違いがありません。きっとそうでしょう。そういう訳でW.無色氏にデザインをお願いし、完成したのがこちらの「宵闇」でございます。
一つ一つの製作は狐面堂オリジナル狐面を作り続けていただいている張子の会社、株式会社一千乃。職人の方々による張子作りと、丁寧な彩色で一枚ずつ素晴らしい出来栄えに仕上げていただきました。
狐面「宵闇」について
昏い、暗い、深い黒。陽は沈み、しかし月が出る前の、先の見えない宵の闇。空に光は無く、暗闇ばかりが続いていても、月が消えてしまったわけではない。闇の向こうの月は、必ず在り続ける。そのような、ある種の祈りが込められたのがこの「宵闇」。耳から額、頬にかけては幸福を象徴する和柄の青海波文をあしらい、祝福の色を添えました。
仕上げとしてウレタン塗料で艶出しをしているため、全体に光沢を生み出しています。この仕上げにより、少し程度の水ならば弾いてくれて汚れも付着しにくくなっています。
紐は各色選べますのでお好きな色をお選びください。
絵付けデザイン:W.無色(サイト◇WALTZ)
型デザイン:Kichi(サイト◇真夜中劇場)
製作:株式会社一千乃(サイト◇株式会社一千乃)
商品情報
- 【読み】
- ヨイヤミ
- 【サイズ】
- 高さ:約24cm 幅:約14cm 奥行き:約11.5cm
- 【素材】
- 紙
※この商品には50円~ で紐留めを追加可能です。丸形紐留め(個別商品ページ)とバネ式紐留め(個別商品ページ)の2種類があり、使用すると狐面の位置を固定しやすくなります。
※この狐面は額と顎の部分で支えるように作ってあります。ご着用の際は狐面の下端を顎に乗せ、顎のラインがすこしはみ出るようにしてお着けくださいませ。