デザイン公募の手拭い
狐面堂では以前から手拭いを取り扱っていましたが、狐面堂オリジナルの手拭いも作りたい……ということで、デザインを公募いたしました。結果、たくさんの素敵な御提案をいただき、どれを選ぶか迷った結果、当初の想定よりも多い4つの案を選ばせていただきました。
伝統的な注染での染め上げ
手拭いの絵柄を作るメジャーな手法として、プリントと注染(ちゅうせん)の二種類があります。これらの手法には一長一短があり、細かいデザインを想定に近い色合いで綺麗に再現するのにはプリントが向いています。一方、伝統的な手法である注染は、あまり細かいデザインをできなかったり洗濯で色落ちする代わりに、独特の風合いが生まれ、手触りも柔らかく、使いやすい手拭いとなります。これは、プリントが布の片側の表面にインクの膜を作るのに対し、注染の場合は染料が布の隙間に染みこんでいくためです。このため、プリントだと触感の違う表側と裏側が生まれるのですが、注染の場合はどちらも表面という状態になり、また汗拭き等として使用した場合に吸水性が良くなっています。
この手拭い「月夜狐面」について
月夜に浮かぶ狐面、その背景には鳥居、そして桃色の花びら。夜の闇の紺色と、狐面の赤の対比がとても鮮やかに映えています。これらの要素が組み合わさってシンプルなデザインながらもとても華やかで印象深い手拭いに仕上がり、「月夜狐面(つきよみきつねめん)」の名が与えられました。
デザイン:吉(サイト◇真夜中劇場)
商品情報
- 【サイズ】
- 縦:90cm 横:37cm
※伝統工芸(注染)のため、お使い始めに汗や摩擦で色が移る場合がございますのでご注意ください。お使い始めの3回程度までは単独で、たっぷりの水で手洗いしてください。浸け置きはお避けください。
※手拭いの端は切りっぱなしで、乾きやすく雑菌が溜まりにくい一方で、お使いはじめは端がほつれやすくなっています。ほつれた際は、ほつれた糸の部分だけハサミでカットして下さい。使っているうちに段々とほつれなくなってきます。
◆定形外郵便対応商品
お客様の声
ササニシキ様 | 投稿日:2015年01月22日 |
おすすめ度: | |
実際に手にとってみて、とてもきれいでよかったです!
狐に月と鳥居、そして青色だったので購入させてもらいました。デザインもバランスもよくてきれいで、また手拭いの染め色もバッチリあざやかで素敵でした♪ 買ってよかったです |